ついに来た、太平洋へ

   第15回 船明ダムから磐田市天竜川河口へ
H23年 10月8(土)・9日(日) 
2年間に渡った天竜川下りの珍道中も今回をもって完結編となりました。
4名で始まったアラ環世代の仲間も9名(+一回だけの参加1名)となり、そこに団塊世代の男衆2名(+若い衆1名)のご協力を得て真夏の暑い時期を休んだだけでほぼ月一の歩きはついに200kを越しました。さあ、河口に向かって・・・

今回は最終回の為、初めて一泊二日の川下りとなる。
参加者は信州組7名、愛知組2名、サポーターのダブルT様、合計11名、最終回にふさわしい全員参加となる。
ただし、愛知組、歌子さんはお仕事の都合で夜の宴会から参加の予定。

5:30 出発 伊那ICより山本JCを経て天龍峡ICへ。国道151号を南下新野峠東栄町
        ああ、この道は何回通ったことだろう!桜の時期、藤、今は紅葉が始まっている。今日が最後と思うと、感慨深いものがある。
   途中熊の道の駅にて
  ここでゲットした「ホクホク芋」 後で味噌汁にいれたら ほんとうにホクホク、美味しかった!

船明(ふなぎら)ダム到着   無い!
 
 







 



前回の復習 上手くなったかなぁ?













          ダム脇の公園を見切り発車、というのは地図に道がない。何とかなるさ!



さて、ここからは真打登場!

一日目はスカイブルーさんのレポート

雲一点無い秋晴れの中、信州チームと合流の為、名鉄、JR、天竜浜名湖鉄道と乗り継ぎ、二俣本町9:50分到着、すでに信州チームは船明ダムスタート。
T様、駅まで迎えに来て下さる。

 10:25 塩見橋で合流、5か月ぶりの再会、全員意気軒昂
6月以来、久しぶりの川下りに足も達者ならお口の方もそれ以上。
残る行程は河口までの35キロ。
今日は行ける所まで頑張ろうということで天竜川全長213キロの内、最長のウオーキングになりそう。みんな大丈夫かな?
気温は25度で少し歩くと汗ばむほど。
10:35 大園トンネル通過  
車の誘導で右に折れ中電の笹岡開閉所の木立の中を進む。
二俣城跡にて第一回のトイレ休憩。崖下に天竜川の景観が楽しめる。
11:05 再び出発。行きつ戻りつの車の道先案内が頼もしい。
コンビニにておやつ、飲み物調達。
歩行者専用の鳥羽山トンネルは涼しくて快適。。





鹿島橋の道路脇から河川敷に降りる

石ころ道の悪路を歩くこと数分、涼しい橋の下で昼食とする。
すでに10キロ歩いた計算。残り23キロ余り、だんだん河口が近付きつつある。
単調な歩きの中で楽しみはやはりおしゃべりと昼食。
おにぎり、各種漬物、卵焼き、唐揚げ、デザートはぶどう、りんご、ミカンとバラエティに富んだランチ、そして食後のコーヒー、紅茶、野外ホテル並みの豪華さ。






さあ!!お腹の方も満足したことで午後のスタートは12:30 
時々吹く風が頬に心地よい。やっぱり秋なのだ。あの夏の暑さが嘘みたい!!

第二東名高速の所で河口より21キロとの表示あり。
  

浜北大橋の下で水分補給の休憩15分、道なき道の草むらをかき分けふと気づけば左側に舗装道路があり、がっかり。

  

15:00 かささぎ大橋到着、東名を越えてその先の休憩で女性陣8名のパワー炸裂。
 












ウオッオーの雄たけびよろしく天竜川橋まで一気に後9キロの所まで距離を稼ぐ。
目標は天竜川橋であったが、後もう少し4時半まで歩くことに。

16:20 本日のウオーキング終了。JRの鉄橋を見ながら終了地点記念撮影。


本日のお宿、「ホテル玄浜松インター」に16:30到着。
温泉で今日の疲れをいやし後は今日のメイン、宴の始まり
一足先に乾杯をしたが、お仕事を終えて駆けつけた歌子さんの到着。

宴の席でお二人のサポーターさんに感謝のお花贈呈。おかげで迷うことなく予定通りの川下りができました。感謝感謝!!


おいしいお料理にお酒も程よく進みお得意のカラオケが聞けなくて残念でした。
でも千ちゃんのパフォーマンス入りのレディス検診には大爆笑。
千ちゃんの独壇場でしたね〜
満腹に膨らんだお腹を抱えてそれぞれの寝室へ引き上げ。
皆さん、本日はお疲れ様、酔った人も足の痛い人も明日に備えて今夜はしっかりお休みください。
良い夢を見てください。寝言も歯ぎしりも鼾も寝ぞうもご自由に。誰も文句言いません。
明日は太平洋が我らの到着、首を長くして待っていま〜す。
頑張りましょう。エイエイオゥー!!
本日のレポーターはSKYBLUEでした。
明日は廣さんで〜す。つづく・・・・


二日目は初登場 廣さんのレポートです。


10月9日(日)7:00  昨日の疲れも見せずに朝食へ。いつもの倍くほど食べて、体力つけました。(ひつまぶし、美味しかった〜)体力付けすぎかな?
8:40 みんな元気にホテル出発。昨日の終着点、鉄橋まで送ってもらい写真撮影とストレッチ。

9:05  いよいよ今日が最後の歩き、9人全員で出発です。サポーターのお二人が下見をしてきてくださり、右岸の遊歩道をひたすら河口に向かって歩きます。
鉄橋を新幹線が何回も通り田舎の電車との違いを実感しました。

10:11 掛塚橋に到着。 左岸にいくため掛塚橋を渡るのですが、橋が何メートルかわからないので、「掛塚橋は何メートル?」というクイズにみんな真剣に橋桁の数などを数えました。800m、900m、1k、1.1k、1・2kなどの予想がでましたが、後で車で測ってみると850m〜900m位でした。 当たった人は誰かな〜。
10:18 橋を渡り始め
10:32 左岸の河原へ降りる


   海が見えもう少しと思うと踏みしめながら歩く。

    
広い河川敷なのに、台風のつめ跡の流木がたくさんあり、遊歩道も水の中になったらしく、水たまりが乾いた後にたくさんのカニが干からびている所が何ヶ所もありました。水が引いた後、水たまりで頑張っていたカニさん、川まで行かれずにかわいそうだったね。
1km以上もある河口も水位が上がるなんて、水害の恐ろしさを改めて感じました。   

「この川下りが終わったら、この次はどうする?」「今度は反対に河口から逆上って釜口水門まで行く?」と言うSさんに、
「ううん、私達水門で待っているから〜。」などと言っているうちに、河口へ。
11:30  終点の灯台
「どうやってゴールする?」と、おばさんたちは腕を組んで道をふさぎ自分達の世界に入り込み、車で通る人に笑われたり嫌な顔をされたり。
腕を組んでラインダンスをし、両手をつないで万歳しながらついに

感動のゴール![:e360:left]




海で戯れる二人 (あれ?ビキニはどうしたの?)

海岸に下り、千さん、念願の海の中へ。ジャブンと海に飛び込み泳ぐのかと期待していたけど波が高く(?)残念。でも足だけ入り、元気にエアースイミングのパフォーマンス。千さん素敵だったよ。

みんなそれぞれ15回の思いを胸に貝や石などを拾い、


12:17 海にお別れ

 恒例お楽しみの昼食はもちろん、鰻。 ふわふわ卵はお預けになったけど、浜松餃子はSAでげっと。(抜け目ない)
そして天竜川駅に愛知のお二人を送ってさようなら。いつも遠くからご苦労様でした




KAWAKUDARIのちょっとした思いつきからはじまった天竜川下り、実は完結するなんてはじめは思いもよりませんでした。
暴れ天龍とよばれる川の流れの変化、いくつもの流域の町や村の生活を感じた風景、四季おりおりの草花や農産物等、それらを楽しく感じながらも、アラ環世代は物忘れもよくて、つい昨日の事もメモがなければ忘れてしまいます。へたくそですが、ブログというありがたいツールを使って少しでも残せた事ありがたく思っています。
200k余りを自分の足で歩きとおせたと言う達成感、最初は4名であったのが、総参加者10名となり、友好を深めた事も財産です。
なにより、後半の7回はサポートをしてくださった3人様のおかげ。
そして、影ながら支えてくださった、I様、「次を楽しみにしてますよ。」と言ってくださった 塩尻のN様、箕輪のB様、諏訪のC様、桑名のT様、岡谷のT様、東京のH様、ゴーストライターのAちゃんや「タイのホテルでも見たよ!」とMちゃん。みんなみんなのおかげです。
おばさんたちは頑張れました〜! ありがとー!
 (文)

本当にこの日を迎えようとは…10/9川下り最後の日…穏やかな秋の日私達はその瞬間に向かってスタートしました。いろんなことが脳裏をよぎる。不安を感じながらも何かに向かって共に生きる仲間がいてくれるというそんな気持ちに支えられ…やればできるんですね。みんな有難う!川下り最後の日、私は噛み締めながら歩きました。そして目の前に広がる海に出会ったあの瞬間は忘れません。海岸までの道で横一列に並んで腕を組み宝塚もどき?ラインダンス!気持ち良かったね!最後は全員揃って歩けたこと本当に良かったです。みんなありがとう。頑張った我等に乾杯!  (博)

私の人生の中で大きな思い出の一ページになりそうです。
とにかく今はやりきったとの思いで感無量です。
皆さん!!本当にありがとう!!
KAWAKUDARIに参加できて本当に良かった!!
又新たな目標に向かっておばさんたちは出発、進行。
(skyblue)

途中から入った私を暖かく迎えてもらい、みなさんに感謝しています。私にとってはなんといっても運動不足解消が大きかったです。まだ充分ではないものの、週に2〜3回は歩くようになりました。体力に少し自信がついたので、来週はフラダンス教室にも申し込むつもりです。さらに別の方面で大きな事は、ブログです。文さんのブログに刺激を受けた私は、長年ほったらかしのボランティアグループのHPをせっせと更新するようになり、この春はとうとうブログも開設し、人集めに貢献するようになりました。はるかブラジルから毎週そのブログをポルトガル語訳してくれる元生徒もあらわれ、文さんの投じた一石はこちらでも静かに波紋を広げつつあります。
またいつかみなさんに会えることを心から願っています
(歌子)

やれば出来るじゃん!!無鉄砲なおばさんが・・・
ついに太平洋に着いたぞ〜〜〜!!
海にも入ったよ〜〜〜!!
エアー水泳でクロール・平泳ぎ・背泳ぎ・バタフライをしたよ!!
粘り強く頑張れば達成出来るんだね!
2年前、計画好きな文の提案で始まり、軽い気持ちですぐ乗る千。そこに一人一人快くいつも協力してくれる友がいてこそ達成出来た川下り。
又、私たちをサポートして下さった2人のT様・D様の協力があってこそ達成出来たと感謝の気持ちでいっぱいです!!
やっぱり一番心に残っているのは、最初の釜口水門から荒神山かな。
寒くて鼻水を垂らしながら先の事を考えると、達成なんて絶対無理!!だと思っても・・・温泉につかり昼食をとったら、又次歩けるんじゃない!?と思う気持ちになった事、その積み重ねが太平洋まで来れたんだね!!
みんなに みんなに ありがとう。
感謝、感謝、感謝!!!
  (千)

改めて皆でやりとげたことの凄さを感じています。皆さん本当にお疲れ様でした。お世話になりました。  (美)

2回目から最後まで完走出来て本当にうれしいです。2年の間にはそれぞれの皆さんにもいろいろあったと思います。お天気を含め運にも恵まれ、そんな強運!強気!の皆さんの仲間入りか出来て良かっです。ありがとうございました。第一区は自分の宿題に残して。 (初)

最終川下りが終わって4日目、義母の様態が急変、13日の13:35分、帰らぬ人となりました。
10月は珍しく予定が多く、1泊2日の旅が2回、飲み会3回、週末茸狩りと、盛り沢山を全てキャンセルのなか、川下りだけは何の心配も無く参加でき、皆さんと共に達成感を味わうことが出来ました。奇跡?です・・・・
昨年の川下りスタートの4月に母が他界(ヒロコさんもでしたね)、今年の最終仕上げ終了後に、義母が御昇天と 思いが深い川下りになりました。
車での移動、天竜川沿いを走るたびに、ああここも歩いた、此処も覚えが・・・
良く歩いたな〜〜〜 一歩、いっぽが凄いことだったな〜
最初は、太平洋なんて夢の夢だったのにねえ〜
川下り計画を思いついた文さん、抜群の行動力で私たちを引っ張ってくれました。有難う 感謝!感謝!
皆さんと一緒に自分の足で楽しく歩きましょう、の気持ちが一丸となって、太平洋まで辿り着いた?(着いちゃった)と思います。
皆さんありがとうございました。
アラ還オバさん達は強い!! 何でも来い!! ヤッタルで!! ヤッター!!
 (百)
ついに、やったね〜! 車で通ると本当に遠いのに、歩いてみるとそんなに遠くなかったような気がします。それは、みんなとおしゃべりして歩き、楽しかったから! 足を一歩一歩進めれば、何処にでも行かれるんだね。私は、ただただ歩くだけだったけど、計画したりサポートしてくれたみんなに感謝です。父が亡くなった時に始まった川下り、歩けなかった釜口水門から歩いた時に、私の川下りが本当に終わる気がしています。
みんなと一緒に歩けて、嬉しかった〜!ありがとう!
(廣)