第8回 唐笠から温田まで

10月31日(日)

思えば4ヶ月近くのご無沙汰でした。
例年にない暑さでバテ気味だった体を奮起させ・・・・


2台の車で中央道を南下、飯田に入る頃ワイパーを回し始め「これはダメかも・・・・」と思いきや
天龍峡で高速を降り、下条村峰竜太さんのご実家を通る頃には・・・
熟年パワーで雨風は吹き飛ばしましたよ。


前回船で降り立った唐笠の駅に車を置き(飯田線の駅にはたいてい駐車場があり、助かります)

  
 記念写真の撮られ方(NHKを見て文が皆に伝授)
    1.体は斜めに構えて(少しでも細くみえるよう)
    2.曲げたひじの内側に卵を一つ(二の腕をすっきり)
    3.ウィッー!(ホウレイ線を消して笑顔をきれいに)
どう?少し若くみえるでしょうが?

お肌の潤いに丁度良い霧雨のミストを浴びながら、(なんでもよく受け止めるのがおばさんの知恵)
今回は天竜から離れ舗装道をひたすら歩く覚悟です。


そうです、最初から峠越えのような登攀です。4kくらいはあったでしょうか?
途中「矢筈の滝」「白糸の滝」という景勝地がありましたね。

   
登りきったと思って休憩5分。自動販売機あり。


 
うそうそ、まだまだ登りきってはいなかった!
  アップダウンがつづき・・・
  舗装道路だけの歩きはけっこうきつい!


ここは泰阜村です。
道中時折車は走り、諸所に民家も数件づつ、柿もなってるし、花もきれい。
だが村人にはほとんどあわず・・・



  
トンネルを通る経験も初めて。ちょっとこわごわ・・
123でウィーッ! みんな真面目よね。誰より自分は若くってね。大丈夫、皆一緒よ!

 
  学校美術館  めずらしいね。
         きっと、学校が統合され、一校あいちゃったのね。
         時間があったら、ゆっくりみたいけど、今日は電車の時間までに行き着かねばならぬ縛りがあるので。
  
  2回目の休憩は道端で立ったままオニギリ食べる。下からみたら、霧の中というより雲の中なんだろうな〜。

  
  なんか落ち着かなくてキョロキョロばかりしてるのは、百とヒロ。
  何探してるの?・・・もちろん、秋山の幸、キノコよねー。でも今日はだめよ。


そうこうしているうちに、深い渓谷にかかった橋の上からずっと向こうに天竜の流れが見えてきて、
なんか、懐かしい。本当に深い山また山。でも道路はしっかり整備されている。


8月に下見をしておいた温田駅に近づく。次回の駐車場も確認。
あの時の温田は文字通り暑かったね。
駅前のマルトハイヤーのおにいさんにご挨拶。
下見の時には色々教えて頂き、お世話になりました。
その時の会話 「途中誰かダウンしたら、迎えに来てくださいます?」
       「いいけどさぁ、何処?ってきいたら、『大きい木の下』なんて言ったってダメだぜ」


 
駅構内の石碑のそばよ、次回わすれないでね。    

 
木造の駅舎でリラックス、ウィーはいいけど、何でしょ?その手は、


 
最後の記念写真 線路の反対側にカメラをおいて
10秒タイマーで撮るなんて、飯田線ならではです。


『やはず』 『やすおか』 『ぬくた』 でした。皆さん、読めました?

   
   幸いに傘をさすこともなく、約15k。
   最初から最後まで天竜から離れて歩いた道中でしたが、無事に歩きとおせて、万歳!   
次回は11月末の予定、平岡までは天竜沿いにいけそう。そこには温泉もありですよー!
それにもうすぐ愛知県ですよー1
秘境の駅も楽しみですね。